年末年始は飲み過ぎに注意!

メリークリスマス!
…は過ぎてしまいましたが、皆さん、今年はどんなクリスマスを過ごされましたか?

さて、今年も残すところ1週間となりました。
新年を迎える準備は出来ましたか?

もうすぐ仕事納めでバタバタと忙しくされている中、忘年会シーズンでもあり、連日連夜飲み歩かれている方もいらっしゃるかと思います。

酒は百薬の長ということわざがありますが、適量の場合に該当するようですね。お酒は人とのコミュニケーションをよくしてくれる役割がありの良い方にも働きますが、反面、飲みすぎは健康を害してしまう諸刃の剣にもなります。

今日はそんなお酒と上手に付き合うための、健康的な飲み方や、飲みすぎによる健康被害、飲みすぎた時の対処法をお話しさせていただきます。

お酒の適量とは
国民健康づくり運動「健康日本21」によると、適度な飲酒とは1日の純アルコールにして約20g程度であるとされています。

純アルコールの計算:お酒の量×お酒のアルコール度数(%)×0.8

また、先程もお話した、「酒は百薬の長」というお話ですが、少量の飲酒は全く飲酒しない人と比べて死亡率を下げるというデータがありますが、過度の飲酒は様々な健康上の問題を引き起こすことも明らかです。まず、自分の実際の飲酒量を把握して、飲みすぎないようにしましょう。

・1日の平均アルコール消費量と死亡率との関係
Holman CD, English DR, Milne E et al.Meta-analysis of alcohol and all-cause mortality: a validation of NHMRC recommendations.MJA 164: 141-145, 1996.
厚生労働科学研究
「わが国における飲酒の実態把握およびアルコールに関する生活習慣病とその対策に関する総合研究」 より

お酒の飲み過ぎによる健康被害
お酒に強い人、弱い人、飲めない人がいるように、人によってお酒の飲める量は違います。しかし、その人の適量を超えて飲み過ぎると、体に悪い影響を与えてしまいます。
二日酔い
飲み過ぎた翌日まで体内にアルコールが残り、頭が痛かったり、気分が悪かったり、フラフラしたりしてしまうのが二日酔いです。健康な状態に戻るのに一日近くかかる場合もあります。
急性アルコール中毒
アルコールを急激に大量に飲むことで、意識がなくなり、けいれんしたりして命に危険がある状態になることを急性アルコール中毒と言います。一気飲みなど無理な飲酒をすると起きやすくなります。
アルコール性肝障害は以下の4つ
アルコール性脂肪肝
肝臓はアルコールを代謝・分解しているのですが、毎日多量のお酒を飲んでいるとアルコールの分解に精一杯になり、脂肪の分解が追いつかず、肝細胞に脂肪が溜まっている状態をアルコール性脂肪肝といいます。
アルコール性肝繊維症
さらにアルコールを摂取し続けると、肝臓の細胞が活性化し、繊維化してきます。この状態になると肝繊維症といい、日本人の酒飲みに多い症状です。
アルコール性肝炎
さらに、肝細胞の変形が進むと倦怠感や吐き気、発熱、黄疸、昏睡などの症状がでるようになり、肝臓に炎症が生じるアルコール性肝炎となります。
アルコール性肝硬変
アルコール性肝炎がさらに進み、肝臓が線維化、萎縮してくると最終形の肝硬変となります。この状態になると肝機能が正常に働かなくなってしまいます。

健康的なお酒の飲み方
お酒をおいしく歳をとっても飲み続けられるようにしたいものですが、それにはちょっとした配慮が必要なようです。

アルコール研究医学協会から適正飲酒の10か条が出ていますので参考になりますね。
1. 談笑し 楽しく飲むのが基本です

2. 食べながら 適量範囲でゆっくりと

3. 強い酒 薄めて飲むのがオススメです

4. つくろうよ 週に二日は休肝日

5. やめようよ きりなく長い飲み続け

6. 許さない 他人への無理強い・イッキ飲み

7. アルコール 薬と一緒は危険です

8. 飲まないで 妊娠中と授乳期は

9. 飲酒後の運動・入浴 要注意

10. 肝臓など 定期検査を忘れずに

日本酒の専門店などで注文されたことのある人はご存知かもしれませんが、お酒と一緒にお水を提供されることがあります。

これを「和らぎ水」といい、アルコール度数の高いお酒を飲んでも具合が悪くないように調節できるものです。

また和らぎ水はアルコールを飲みすぎた時の脱水症状を予防したり、二日酔いになりにくくする効果も期待できます。

また、おつまみも食べながら飲んでください。
肝臓が正常に働くためにはたんぱく質が必要で、たんぱく質不足からアルコールを解毒する酵素が少なくなってしまいます。枝豆、お豆腐、チーズなど手軽につまめるものや、今の時期ではお鍋なんかもいいですね!

飲みすぎた時の対処法
とは言え、ついつい飲みすぎてしまい、二日酔いになってしまうこともあるかと思います。そんな時の対処法をお伝えいたします。

1.まずは水分補給を
アルコールを飲みすぎると、体内の水分が失われた状態にあります。
お茶には二日酔いに効く成分がたくさん入っているのでオススメです。
 カテキン:胃粘膜を保護
 タンニン:利尿作用があり有害物質を外に排出
 ビタミンC:アセトアルデヒドの分解能力を高めます
 カフェイン:アルコールで鈍くなった脳の働きを活性化
2.果物
果物にはアルコール分解を促す果糖や、代謝を促すビタミン類も豊富です。
特に柑橘類にはビタミンも豊富です。

お酒の過剰摂取は、肝臓に負担をかけるだけでなく、体の色々な部分に症状を来たします。

ですので、皆さん!飲みすぎには注意して、健康な体で新年を迎えましょう!

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