当院のリハビリテーションについて
当院では来年の医療保険、介護保険の同時改定に備えて、11月より通所リハビリテーションを開始します。
当院では受傷まもない患者様から回復期を経て在宅へ帰られた患者様、全ての患者様のニーズに応えられるよう、医療保険から介護保険でのリハビリテーションを実施しています。また、脳卒中の患者様において標準算定日数(リハビリの期限)を越えてしまった方に対しても自費でリハビリテーションを行っています。
医療保険のリハビリテーション
脳卒中リハビリテーション
事故や脳卒中などの病気により、脳に損傷を受けることで記憶障害(覚えられないなど)、注意障害(集中できないなど)、遂行機能障害(計画ができないなど)、社会的行動障害(感情コントロールができないなど)などの障害を起こすことがあります。そういった障害の症状を和らげ、回復を目指し、医師の指示のもと専門スタッフが指導、訓練を行います。
運動器リハビリテーション
身体を支え動作させる組織・器官である骨、関節、筋肉、神経など、運動器に疾患をもつ方を対象に、運動療法、物理療法などを用い専門スタッフが基本的な動作(起き上がり・座位・立位・歩行等)の運動を指導、訓練を行い機能回復を目指します。
※運動療法はその方の程度に合わせ、運動の量や質を検討、調整しながら進めていきます。
※物理療法は身体に温熱、寒冷、電気刺激などの物理エネルギーを加え、関節等の痛みを軽減しながら運動しやすくすることを目的とします。
介護保険のリハビリテーション
通所リハビリテーション
通所リハビリテーションについてはこちらからご覧いただけます >>
訪問リハビリテーション
利用者様のご自宅に当院の専門スタッフが伺い、状態に合わせたリハビリや、ご家族様への介助方法などを、住み慣れたご自宅での環境の中で行い、家庭内での自立支援や、社会参加に向けたリハビリを提供できるサービスです。
対象者
- 要介護認定を受けられた要介護・要支援の方
- 介護認定を受けていない方、通院が可能な方には 医療保険における外来リハビリも行います。
実施地域
大阪市阿倍野区、生野区、天王寺区 等
当院半径2〜3Km 以内
自費診療のリハビリテーション
当院は、うつ病の治療にも用いられている、磁気によって大脳を刺激し脳の活動性に影響を与える経頭蓋磁気刺激(TMS – Transcranial Magnetic Stimulation)機器を導入しております。
脳卒中で傷を負った脳組織を復活させるということではなく、余力のある健常な脳組織の神経活動性を促し、大脳が持つ神経症状を補う能力を発揮させることが目的の機器です。
その他のリハビリテーション
- 鍼
- アロマ
リハビリテーションスタッフ紹介

リハビリ科長/作業療法士
上里 圭吾(うえさと けいご)
脳卒中により手足が動きにくい、骨折や腰痛、肩こりなど痛みにお困りの方に対して作業を用いた活動や随意運動介助型電気刺激装置(IVES/アイビス)、経頭蓋磁気刺激療法(rTMS)を用いて、心身機能、日常生活動作の改善、社会参加を目指したリハビリテーションを提供します。
患者さんと目標(ゴール)を共有し、クリニックを利用されるみなさんが自宅や地域で健康で元気に生活することができるよう一生懸命サポートします。
医療保険と介護保険、それぞれの特長を活かし、一人一人に応じたリハビリテーションの提供を行っています。
お気軽にお声がけください。

理学療法士
英 勝(はなふさ まさる)
患者様一人一人の疾患・症状をしっかり評価いていき、その方に合った運動療法や物理療法を用いて、身体機能の改善を行います。
また、患者様が日頃から抱えている悩みや不安、希望などに寄り添っていくことで、患者様にとって、またこの地域にとって“心のよりどころ”となる、そんなクリニックを目指して行きたいと思っています。
脳血管疾患の患者様だけでなく、運動器疾患の患者様も診させて頂きます。
医療保険でのリハビリだけでなく介護保険でのリハビリも行っていく予定です。
ぜひ、お気軽にご来院下さい!

理学療法士
橋本 遵一(はしもと じゅんいち)
リハビリ用導入機器のご紹介
- 経頭蓋磁気刺激機器(TMS)
- ウォーターマッサージベッド
- ブーツ式エアマッサージ器
- マイクロ波治療器
- 下肢向け温浴療法用装置
- 上肢向け温浴療法用装置
- 湿式ホットパック装置
- 超音波治療器
- 低周波治療器
- 能動型自動間欠牽引装置
- 能動型自動間欠牽引装置
- 全身運動機器
- コグニバイク